メキシコの教育省(SEP)が、中等教育の教師に向けて配布する書籍「Un libro sin recetas para la maestra y el maestro Fase 6」について、物議を醸しています。なぜなら、この書籍では、1960年代と1970年代のメキシコで起きた武装運動が民主主義の理想郷として称賛されているからです。
同書には、ルシオ・カバーニャスやヘナロ・バスケスといったゲリラ指導者が讃えられ、彼らの運動がロマンティックに描かれています。さらに、キューバ革命についても「新しい地平線」を創り出したと評価されています。
これに対し、一部の人々はこの書籍の内容に疑問を抱いています。彼らは、武装闘争を肯定することが暴力を正当化する行為であると考えており、学校教育においてはバランスを保つべきだと主張しています。
一方、教育省はこの書籍を通じて教師たちに対し、社会的な意識と歴史的な記憶を養い、思考を批判的に発展させるよう呼びかけています。しかし、過激な行動を正当化する内容には慎重な対応が必要であるとの意見もあります。
この書籍は、2023-2024年の学年度から中等教育の教師に配布される予定です。議論が巻き起こっているだけに、その影響と反応が今後非常に注目されるでしょう。

※写真はイメージです

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