
メキシコの運送業界は、国内の治安悪化と運送業者への影響に対する政府の対応不足に抗議し、3月11日に新たな抗議行動を予定している。Sindicato Nacional De Operadores Del Servicio Publico Federal(国立公共サービス運営者組合)のSaul Torres Rivero書記長は、Mexico Cityへの入口であるMexico-Pachuca料金所(Heroes Tecamac地区付近)での交通封鎖を発表した。この行動は、朝7時から中央の車線を除く全車線の封鎖を予定している。
Torres Rivero書記長は、政府、特にGuardia Nacional(国民警備隊)による運送業界の安全性向上への取り組み不足と、Secretaria de Gobernacion(内務省)による交渉会議の無視を非難した。彼は、「政府がこのように責任を回避しているのは不公平だ」と述べ、運送業者が路上で殺害されたり、恐喝されたりしている現状を指摘した。
運送業界は、特に2023年8月から12月にかけて、国内外の犯罪による13,000件の強盗が発生している。これは、パンデミック前の年間11,000件から増加しており、強盗の80%が暴力を伴うもので、特に10州(Estado de Mexico、Puebla、Guanajuato、Michoacan、San Luis Potosi、Jalisco、Hidalgo、Queretaro、Veracruz、Tlaxcala)で発生している。
この状況は、運送業者が支払う保険料の高騰にもつながっている。CANACAR(Camara Nacional del Autotransporte de Carga、全国貨物自動車運送業協会)のClaudia Cynthia Sanchez Porras総裁は、「多くの保険会社が運送業者との契約を望まなくなっている」と述べている。
運送業界の抗議行動は、政府に対して運送業者の安全確保と、業界の持続可能な運営を可能にするための具体的な対策を求めるものである。

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