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Culiacánで犯罪組織対立! Sinaloa警察幹部射殺

殺害 警察幹部 犯罪組織対立激化 Culiacánで発生
写真引用元: Aristegui

警察幹部殺害がCuliacánで発生


7月15日13時頃、Sinaloa州Culiacán市内の交通量の多いbulevar Pedro Infanteで、Sinaloa州公安省(Secretaría de Seguridad Pública del Estado de Sinaloa:州公安省)に所属するDavid Cristóbal Barraza Sainz警部補、通称「Comandante ‘Nitro’」が武装集団により射殺された。現場は、Secretaría de Educación Pública y Cultura(教育・文化省)事務所前で、交通量と人通りが多い時間帯だった。

事件当時、Comandante “Nitro”は防弾仕様の車両に妻と同乗していたが、武装集団による執拗な銃撃を受け、現場で死亡した。妻は負傷したが命に別状はないとされる。地元メディアRíoDoce、El Sol de Sinaloa、Los Noticieristasなどの報道によれば、犯行後、犯人らは即座に逃走し、Sinaloa州警察、Guardia Nacional(国家警備隊)、Ejército Mexicano(メキシコ陸軍)による広域的な追跡が行われたものの、現時点で逮捕者はいない。

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犯罪組織間抗争が背景に存在


地元警察筋の情報として、Aristegui NoticiasはComandante “Nitro”が2024年12月以降、複数の犯罪組織から脅迫を受けていたことを報じた。特に、Sinaloa州ではCártel de Sinaloaの内部抗争が激化しており、組織内の主要勢力である「Los Mayos」と「Los Chapitos」の対立が続いている。両派閥の指導者たちはアメリカ合衆国で刑事訴追中だが、現地では勢力争いが熾烈化し、幹部クラスの暗殺が頻発している。

今回の殺害事件もその文脈の中にあり、Comandante “Nitro”は特定派閥の捜査活動や治安作戦の指揮を執っていた可能性が指摘されている。

Ovidio Guzmánの動向が新たな緊張を生む


殺害事件とほぼ同時期の7月14日、Joaquín “El Chapo” Guzmánの息子でCártel de Sinaloaの指導者の一人とされるOvidio Guzmán Lópezが、アメリカ合衆国の刑務所から移送されたことが確認された。米国連邦刑務所局(Federal Bureau of Prisons:BOP)の記録によると、Ovidioは「No bajo custodia de BOP」(BOPの拘束下にはない)と記録され、移送先は非公表の「ubicación secreta」(秘密の場所)と報じられている(Univisión報道)。

司法関係者によれば、これはアメリカ司法当局との司法取引に応じた可能性があり、今後の証言がCártel de Sinaloa内部の力学に影響を与えることは確実とされる。このOvidioの動向もまた、現地治安の緊張を高める要因となっている。

Sinaloa州治安情勢の悪化傾向


CuliacánはSinaloa州の州都であり、メキシコ国内でも麻薬組織の本拠地として知られる。近年ではメキシコ政府と犯罪組織の間での衝突が常態化し、州全体の殺人発生率が高水準で推移している。

地元治安当局によれば、2024年から2025年前半にかけて、州内の暴力事件は前年比で約20%増加しており、その多くが組織犯罪に関連するものであった。特に幹部レベルの殺害は犯罪組織間の「報復」の様相を呈し、治安悪化の要因として認識されている。

今回の事件後、Sinaloa州政府は州警察とGuardia Nacionalによる市内警備の強化を発表したが、市民の不安は根強く、今後の対策と地域安定への影響が注目される。

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