
失踪と抗議でPeriférico Norteが封鎖
2025年7月25日朝、Ciudad de México方面へ向かう主要幹線道路Periférico Norteが、Naucalpanでの男性の失踪に抗議する家族らによって封鎖された。失踪したのは55歳のIsaac Ortiz Chávez氏で、19日にSan Mateo Nopala地区で勤務先から帰宅途中に姿を消した。家族や友人は、Estado de México(メキシコ州)内の同地区で情報提供を求めている。
抗議が行われたのはNaucalli公園付近で、家族と支援者らは「彼は仕事に出かけただけだった」「目撃情報がなく、監視カメラ映像も非公開のまま」と訴え、メディアや市民に協力を呼びかけた。これにより、Periférico Norteでは長時間にわたり交通が遮断され、多数の通勤者や輸送車両に影響が出た。
この封鎖により、Ciudad de Méxicoに向かう交通が麻痺し、州当局は都市高速道路(autopista urbana)の利用を呼びかけた。また、家族と対話を続けているFiscalía General de Justicia del Estado de México(メキシコ州検察庁)職員が現地入りし、封鎖解除を要請した。
家族が求める監視カメラ映像の開示
Isaac氏の家族は、失踪当日にSan Mateo Nopala地区で目撃されたのを最後に消息が途絶えていると説明。 Fiscalía del Edomex(メキシコ州検察庁)には、防犯カメラ映像の確認と開示を早急に行うよう要求している。
「エリアには複数の監視カメラが設置されているにもかかわらず、何の手がかりも得られていない」と家族は指摘。特に交通量の多い通り沿いや商業施設周辺に設置されたカメラの映像確認が進んでいないことに苛立ちを表明した。
また、捜索協力を求めるビラ配りやSNSによる拡散活動も続けられており、地元住民の協力も広がりを見せている。失踪現場周辺では、住民が自主的に映像を見直すなどの行動をとっているが、捜索に進展はないという。
Fiscalíaの広報担当は、「全力で捜査中である」との立場を示しているが、具体的な進展や証拠開示に関しては公表を控えている。
失踪男性Isaac Ortiz Chávez氏の特徴
地元メディア「Milenio」によれば、Isaac Ortiz Chávez氏は失踪当日、以下の服装と身体的特徴で目撃されている。
- 年齢:55歳(1970年6月22日生まれ)
- 身長:1.71メートル
- 体重:78キログラム
- 体型:がっしり型
- 肌の色:白色
- 顔の形:卵型
- 髪型:暗めの茶色、中央部は禿げ上がり
- 特徴的な点:左足ふくらはぎに外傷痕、背中下部にしみ状のほくろ
- 服装:黒い合皮風のベスト、青のジーンズ、ポロシャツ
また、目は緑色で中サイズ、眉毛は濃く、唇は中サイズ、鼻は広めで丸く、耳も中サイズだったとされる。ひげや口ひげはない。
この情報は、Comisión de Búsqueda de Personas en el Estado de México(メキシコ州人探し委員会)により発表された捜索情報シートに基づくものであり、誰でも匿名で通報できる専用ダイヤルが用意されている。
- 情報提供先:800 509 09 27 / 800 216 03 61
メキシコ州の失踪対策と課題
Estado de Méxicoでは、2025年に入ってからの失踪届提出数が増加傾向にある。地元調査機関のデータによれば、2025年1月〜6月の半年間で失踪者の届け出件数は1,450件にのぼっており、前年同期比で約12%増加したという。
専門家は、「主に都市近郊の通勤者や夜勤明けの労働者が狙われやすい」と指摘しており、失踪の背景には誘拐目的だけでなく、薬物関連や強盗の可能性もあるとされる。
Naucalpanを含むZona Metropolitana del Valle de México(メキシコ盆地都市圏)は、通勤者が多く交通インフラが集まる地域でもあるため、治安の確保が特に求められている。これに対し、Estado de MéxicoのClaudia Sheinbaum知事は6月に「新たな都市監視体制を導入する方針」であると発表した。
しかし、住民や家族らの間では、「制度や設備だけでは十分ではなく、迅速な初動捜査と連携体制が必要」との不満の声も上がっている。

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