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寄生虫の侵入でメキシコの畜産業に830百万ドルの損害懸念

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写真: Gobierno de México

メキシコへの寄生虫侵入が懸念される


10月15日、メキシコの畜産業や環境保護に大きな懸念を抱かせるニュースが報じられた。**Servicio Nacional de Sanidad, Inocuidad y Calidad Agroalimentaria (Senasica, 国家衛生・食品安全・品質検査サービス)**は、寄生虫「gusano barrenador(グサノ・バレナドール)」の侵入が予想されており、メキシコ国内での発生が確認されれば、世界的な損害額は830百万ドルに達すると警告している。

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寄生虫の危険性


グサノ・バレナドールは、動物の傷口に卵を産み付ける**mosca barrenadora(バレナドールバエ)**によって広がる。この卵が孵化すると、幼虫が動物の傷口を侵食し、感染症や死亡を引き起こす。感染は哺乳類全般に及び、牛や豚、犬、さらには人間にも影響を与える可能性がある。

この寄生虫は、メキシコにとって特に危険である理由は、畜産業が国内経済の重要な柱となっている点にある。畜産業における感染拡大は、農業従事者や関連産業に深刻な影響を及ぼす可能性がある。

世界的な経済損失の懸念


今回の寄生虫による被害は、すでに他国で発生しており、特に**Panamá(パナマ)では大規模な感染拡大が確認されている。この寄生虫は、2014年以降、中米地域で徐々に北上しており、現在ではHonduras(ホンジュラス)**まで達している。もし、メキシコで発生が確認されれば、国内外の畜産業に大きな影響を与え、全世界で830百万ドルもの損失が見込まれると報告されている。

防止策と今後の対応


メキシコ政府はすでにいくつかの予防策を講じており、Senasicaはバエの拡散を防ぐための監視体制を強化している。また、バエの繁殖を抑えるために、過去には**moscas macho estériles(不妊化されたオスのバエ)**を放つという手段が取られたが、近年では効果が低下している。

また、メキシコの**Secretaría de Agricultura y Desarrollo Rural (SADER, 農業・農村開発省)**も、感染の早期発見と拡散防止のために、農業従事者や家畜の所有者に対し、傷口を確認し感染の兆候を見逃さないよう注意を呼びかけている。早期に対応すれば、感染が進行する前に治療することができるため、被害を最小限に抑えることができる。

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農業従事者へのアドバイス


農業従事者に対しては、特に**ganado ilegal(違法取引の家畜)**や、出所が不明確な家畜の購入を避けること、また、適切な管理下にある移動手段を使用することが推奨されている。これらの措置は、感染拡大のリスクを軽減し、メキシコ国内での寄生虫の侵入を防ぐために重要な役割を果たす。

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