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メキシコ消費者動向とブランド人気調査、Coca-ColaとBimboに変化

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メキシコ消費者動向変化、Coca-ColaとBimboに影響


Coca-ColaとBimboは依然としてメキシコで最も選ばれるブランドの上位に位置しているが、2025年版Brand Footprint調査によれば、新しい消費者の購買行動変化によりその勢いが鈍化している。特に、店舗ブランドやディスカウント店専用商品の拡大により、従来の大手ブランドは市場シェアの一部を失いつつある。

Worldpanel by Numeratorが発表した同調査によると、メキシコの消費者は「価格と価値のバランス」をより重視する傾向を強め、68%の大手ブランドがConsumer Reach Points(CRP)を減少させた。CRPとは、購買者がブランドを選択した回数を測定する指標で、実際の消費行動を直接反映するものだ。

一方で、32%のブランドのみがポイントを伸ばしており、パンデミック前に52%のブランドが好調だった状況と比べると、大手ブランドにとっては厳しい現実が示されている。

ブランド人気調査2025のランキングと主要企業


Brand Footprint 2025の調査結果によれば、メキシコで最も選ばれるブランド上位10社はCoca-Cola、Lala、Bimbo、Pepsi、Alpura、Nutri、La Moderna、La Costeña、Nescafé、Knorrである。

食品分野ではBimbo、La Moderna、La Costeña、Knorr、McCormickがトップとなり、飲料分野ではCoca-Cola、Pepsi、Nescafé、E-pura、Bonafontが選ばれた。乳製品部門ではLala、Alpura、Nutri、Carnation、Yoplaitが、また美容・パーソナルケアではColgate、Saba、Palmolive、Kleen Bebé、Garnierが強い人気を示した。家庭用清掃・日用品ではCloralex、Zote、Pétalo、Suavitel、Romaが主要ブランドとして名を連ねている。

Worldpanelによると、成長率が2.5%を超えるブランドの大多数(83%)は、購入世帯数を増やすことでシェアを拡大している。頻度増加よりも世帯数拡大の方が寄与度が高い点が特徴的である。

消費者が求める価値とプレミアム志向の拡大


Worldpanel MéxicoのCountry ManagerであるFrancisco Luna氏は、消費者の購買行動がより「合理的かつ戦略的」になっていると指摘した。具体的には、消費者は「最良の価値を提供する商品」に強く惹かれ、買い物の頻度を減らしつつ一度の購入量を増やす傾向を見せている。

また、従来の低価格志向に加えて、品質の高さや健康志向を反映したプレミアムブランドの需要が拡大している。こうした消費者の嗜好変化に対応するため、大手ブランドは価格戦略だけでなく、商品バリエーションやオムニチャネル展開に注力する必要がある。

同氏はさらに、効果的なブランド成長のためには単なる店舗展開だけでなく「購買意欲を喚起し、購買に結び付ける戦略」が不可欠だと述べ、デジタルマーケティングやインフルエンサーを活用した新たな広告手法の重要性を強調した。

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メキシコ経済環境と購買行動の背景


消費者動向の変化にはメキシコ国内の経済環境が大きく影響している。Worldpanelによると、雇用が高水準を維持し、賃金が名目上の改善を示す中で、社会プログラムが購買力を下支えしている。特に、高齢者向けの年金給付や学生向けの奨学金制度が家計を支え、消費支出を安定させている。

加えて、女性の雇用参加が拡大していることも世帯収入を押し上げ、購買力の底上げにつながっている。これにより、従来の大衆向け低価格ブランド一辺倒ではなく、より高付加価値のブランドを選ぶ余地が広がっている。

一方で、購買チャネルの多様化も進んでいる。倉庫型店舗やディスカウントチェーン、さらにオンラインチャネルの台頭が、大手ブランドにとって競合環境をより厳しいものとしている。

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