+

Comments

メキシコ産原油に水分・塩分問題—米国精製所が受け入れ拒否

Elfinanciero-pemex-petroleo-mexico-agua-salinidad-eeuu-gasolina-precio-energia-sheinbaum
写真: El financiero

メキシコ産原油の水分・塩分問題、解決は10日以内


2025年2月12日、Claudia Sheinbaum大統領はPalacio Nacional(国立宮殿)での記者会見で、Petróleos Mexicanos(Pemex、メキシコ石油公社)の原油に過剰な水分と塩分が含まれている問題を認めた。Sheinbaum氏は、同問題は技術的な課題であり、今後10日以内に解決されると強調した。

記者会見にはSecretaría de Energía(Sener、エネルギー省)のLuz Elena González大臣と、PemexのVíctor Rodríguez社長も出席。Rodríguez氏は「これはPemexだけの問題ではなく、世界中の石油会社で起こり得ることだ」と述べ、メキシコの原油生産には影響がないと説明した。

しかし、Bloombergの報道によると、米国のテキサス州とルイジアナ州の精製所はメキシコ産原油の水分量の高さを理由に受け入れを拒否し、代替としてColombiaやCanadaからの輸入を増やしている。


スポンサーリンク

米国市場への影響とPemexの対応策


米国はメキシコ産原油の最大の輸入国であり、2024年にはPemexの輸出量の約60%を占めていた。しかし、今回の問題により米国の一部精製所がメキシコ産原油を敬遠し、割引を求めている状況が報じられている。

Sheinbaum大統領は「原油の品質は技術的に改善可能であり、問題は一時的なものだ」と発言。Pemexは、最新の精製技術を用いて水分と塩分の除去を行い、今後の輸出の安定化を図ると説明した。

また、エネルギー省とPemexは、今後の原油品質管理を強化するため、新たな検査基準を導入する方針を発表。Pemexの内部関係者によると、新たな品質管理プロトコルが今後数ヶ月以内に施行される見込みだ。


Elsoldemexico-pemex-debt-protest-tabasco
Tabasco州でデモ拡大:Pemex未払い問題がかなり深刻化

Pemexのプラットフォームで労働者がストライキ


原油の品質問題とは別に、PemexのPol-Alfaプラットフォームで200人の労働者がストライキを決行。彼らは食事の品質が悪く、健康問題を引き起こしていると訴え、改善を求めている。

Víctor Rodríguez氏は「問題はすでに対応中であり、関係者との協議を進めている」と説明した。労働者側は、「Pemexが契約企業への支払いを滞らせたため、食事の質が大幅に低下した」と主張しており、一部の労働者は消化器系の不調を訴えているという。

Sheinbaum政権は、労働環境の改善と生産性の向上を掲げており、今後の対策に注目が集まる。


スポンサーリンク

ガソリン価格の安定化—政府が価格上限を設定


Sheinbaum大統領は、ガソリン価格の安定化計画についても言及し、リットルあたり24ペソを上限とする政策を導入すると発表した。

エネルギー省のLuz Elena González大臣は、「ガソリン価格の急騰を防ぐため、政府と生産者の間で価格調整の協議が進んでいる」と述べた。政府は今後数週間以内に正式な協定を締結し、発表する予定だ。

また、Profeco(Procuraduría Federal del Consumidor、連邦消費者庁)は、全国のガソリンスタンドでの価格監視を強化し、「Aquí se vuelan la barda(ここはやりすぎ)」と題した価格監視キャンペーンを継続するとした。

H.I.S プロモーション広告
2025年 H.I.S. メキシコ
広告主募集
   

スポンサー
Loading...

関連記事

メキシコ24hをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む