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SATがProfeco職員に信頼性検査を開始
Servicio de Administración Tributaria(SAT:歳入庁)は、Procuraduría Federal del Consumidor(Profeco:連邦消費者保護庁)職員の信頼性を評価する新たな取り組みを開始した。これは2025年7月15日に署名された協定に基づくもので、SATがProfeco職員に対して心理検査、薬物検査、社会経済調査、心理技術試験を実施する内容となる。
SATのAntonio Martínez Dagnino長官は「公務員の誠実性と正直さは、社会と国家の変革に不可欠」と述べ、今回の取り組みの重要性を強調した。SATとProfeco間の正式な合意は、José María Sánchez Jiménez評価総局長およびProfecoのIván Escalante Ruiz長官によって署名された。
この協定により、Profeco職員の活動が誠実性、信頼性、専門性をもって遂行されるかを確認することが目的だ。
Plan Nacional de Desarrolloの一環としての施策
今回の施策はPlan Nacional de Desarrollo 2025-2030(国家開発計画)の柱の一つ、腐敗撲滅と法の支配強化に沿ったものと位置づけられている。SATはProfecoの行政的側面から支援する立場で、適切で透明性のある行政運営を確保する意図を明確にした。
Martínez Dagnino長官は「腐敗防止と健全な機関構築は本政権の基本方針」と強調し、行政評価が機関の健全性と透明性の向上に資することを改めて強調した。SATはこれにより、Profeco職員の資質の均質化と公共サービスの質的向上を支援する。
Profecoが目指す人事制度の向上
ProfecoのIván Escalante Ruiz長官は、今回の協定がClaudia Sheinbaum Pardo大統領からの「誠実で責任感ある政府づくり」方針に基づくものであると説明した。特に次の三点をProfeco改革の要点として掲げた:
- Profecoの効率性と運用能力の強化
- 職員の専門性水準の均質化
- 職員が機関の価値観に沿った公共サービス意識を持つこと
Escalante Ruiz長官は「SATとの連携により、制度の健全性が向上し、市民の信頼獲得につながる」と述べた。
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公務員サービスの信頼性向上を狙う意義
José María Sánchez Jiménez評価総局長は「今回の協力体制の正式化により、公務の一貫性と信頼性が一層高まる」と説明した。SATとProfecoが共に進めるこの取り組みは、国家機関の健全化、腐敗防止、職員の透明性向上という課題への解決策として重要視されている。
さらに、SATの試験は単なる形式的評価に留まらず、心理的適性、薬物使用の有無、社会経済的背景まで多面的に検証する厳格な内容である。これにより、Profeco内の不正防止のみならず、機関そのものの信頼性を国民に示す狙いがある。
地元メディアの報道によれば、今回の協定に基づく試験は今後数か月以内に段階的に実施され、全国の主要オフィスを対象とする予定だという。
官民の信頼醸成と透明性確保への影響
SATとProfecoの連携強化は、両機関の透明性向上だけでなく、民間企業や消費者に対しても「誠実で透明な行政」を印象づける重要な試金石だ。Profecoは日常的に消費者と事業者間の紛争解決を担っており、職員の資質や誠実さはその公正さに直結する。
SATの協力により、こうした現場職員のモニタリングと評価体制が整備されることで、消費者保護業務の質が向上する効果も期待されている。

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