
Ayotzinapa case
Ayotzinapa事件、AMLOの発言に矛盾が発覚
2024年9月25日、Secretaría de la Defensa Nacional (Sedena)(国防省)の内部報告書が公開され、Andrés Manuel López Obrador (AMLO)大統領の発言に矛盾があることが明らかになった。報告書によれば、2014年に失踪したJulio César López Patolzinは、Normal Rural de Ayotzinapa(アヨツィナパ農村師範学校)に軍のスパイとして潜入していた。これにより、AMLOが事件に関連して行った説明が虚偽であったことが判明した。
Sedenaの内部報告書による新事実
Sedenaが作成した2021年10月21日付の報告書は、López PatolzinがÓrgano de Búsqueda de Información (OBI)(情報収集機関)として活動していたことを示している。これにより、彼はAyotzinapaに潜入し、得た情報を軍の上官に報告していた。具体的には、彼はテキストメッセージや電話で情報を伝えると同時に、数日ごとに上官と直接会っていたという。
この報告書の内容は、2024年7月にAMLOがAyotzinapa事件の説明を行った際の発言と矛盾している。AMLOは当時、López Patolzinが軍事的なスパイ活動には関与しておらず、農村教師になるために軍から許可を得て勉強していたと説明していた。しかし、Sedenaの報告書には、彼が軍事訓練を受けた情報収集要員であったことが明記されている。
AMLOの説明に対する疑問
AMLOは、Ayotzinapa事件で失踪した43人の学生の家族に対して説明を行った際、López Patolzinについて「軍のスパイではない」と断言した。しかし、Sedenaの報告書は、この発言を覆すものであり、彼が実際には情報収集のために潜入していたことを示している。
報告書はさらに、López Patolzinが軍の給与を受け取り続けていたことも明らかにしている。彼はAyotzinapaでの活動中も給与や手当を受け取っており、彼の家族は彼の失踪後も給料を受け取っていた。
Ayotzinapa事件の背景
Ayotzinapa事件は2014年9月26日に起こったもので、Guerrero州Igualaで43人の学生が行方不明になった。この事件は、メキシコ国内外で大きな波紋を呼び、政府や軍の関与が疑われている。López Patolzinが軍のスパイとして潜入していたという新たな事実は、この事件の捜査に新たな光を当てている。
今後の展開
Sedenaの報告書が公開されたことで、AMLO政権に対する信頼性が問われている。今回の報告が示すように、López Patolzinが実際に軍の情報収集要員として活動していたことが事実であれば、政府の公式な説明は大きく揺らぐことになる。この事実は、事件に関するさらなる調査や証拠の再検証を求める声を強めるだろう。
今後、Ayotzinapa事件に関するさらなる情報公開が期待される中で、政府や軍の関与についての議論が続くことは避けられない。

会員でない方は会員登録してください。



Comments