2023年11月9日、メキシコのCámara de Diputados(下院)は、Guerrero州アカプルコ市に対し、Poder Judicial Federal(連邦司法権)の13のfideicomisos(信託基金)からの資金を割り当てることを承認した。この決定は、huracán Otis(ハリケーン・オーティス)による被害からの復興を支援する目的で行われた。
しかし、これらの基金は現在、労働者による訴訟に巻き込まれており、実際の資金の使用はできない状況である。議会は15,453百万ペソの割り当てを承認したが、この金額はTesorería de la Federación(連邦財務省)やSecretaría de Hacienda(財務省)による管理や使用ができないとされている。
加えて、Poder Judicial(司法権)の労働者は、これらの基金が退職補償やその他の労働者福祉の資金源として利用されていることを主張し、2024年のPresupuesto de Egresos(歳出予算)に対しても法的措置を取ることを発表した。Froylán Muñoz Alvarado、Asociación Nacional de Magistrados de Circuito y Jueces de Distrito del PJF(連邦司法権回路裁判官及び地区裁判官全国協会)の国家ディレクターは、13のfideicomisosの廃止に関する連邦改革に対する一時的な停止を獲得したことを明らかにした。
一方で、アカプルコ市民とhuracán Otisの被害者たちは、再建のための資金が不足しているとして、政府への支援要求を続けている。Evodio Velázquez、”Acuérdate de Acapulco”(アカプルコを忘れるな)運動のスポークスマンは、議会の決定に失望を表明し、国際的な団体に支援を求める意向を示している。Velázquezはまた、300億ペソを要求する文書を提出したが、議会からの反応はなかったと述べている。
この状況は、被災地アカプルコの未来にとって重要なターニングポイントであり、住民と被災者の間での不安と期待が高まっている。政府と議会の対応が今後どのように展開するか、注目が集まっている。


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