8月、メキシコの労働市場は劣化し、2ヵ月連続の増加の後、サービス業と商業の分野での雇用の喪失が影響を及ぼした。Instituto Nacional de Estadística y Geografía(Inegi:国立統計地理学研究所)のEncuesta Nacional de Ocupación y Empleo(ENOE:国民雇用調査)によると、8月の雇用は前月に比べて269,645人減少した。これは今年5月以来の最大の減少である。
Banorteのアナリストたちは、現在の経済状況と期待を考慮すると、雇用市場は引き続き強化されるだろうと指摘している。さらに、「雇用の創出が継続するだろう」との見方を示しており、短期的には失業率が3%程度で安定すると予想している。
しかしながら、いくつかの分野では違いが見られるかもしれない。特に、世界の需要の弱さやエネルギー価格の上昇、米国の自動車産業のストライキなどの影響を受ける産業が存在する。一方、サービス業は活力を保ち続けると見られる。
サービス業のサブセクターの中で、最も雇用が減少したのは、552,308の雇用を失ったサービス業であり、これに続いて様々なサービスが432,000の雇用を失い、社会サービスが371.3千の雇用を失った。
産業界に目を向けると、8月には前月に比べて638,334の新しい雇用が生まれた。製造業は360,522の新しい雇用を生み出し、建設業も156,229の雇用を増やした。
また、農業サブセクターでは332,045の雇用が失われた。公開されたデータによれば、8月の雇用の減少は非正規雇用の失失に影響されたことが示されており、非正規雇用で425,062の職が失われ、正規雇用は155,417の雇用が増加した。
2023年8月の月次データによると、失業率は0.2ポイント減少した。同じ期間に、Población Económicamente Activaは388,000人、または0.63%減少し、60.98百万人となった。これにより、非正規雇用率は前月の51.8%から51.3%に減少した。


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