メキシコは世界で1位となる一人当たりの卵の消費量を誇り、世界6位の卵生産国である一方、その背景には動物虐待の問題があることが指摘されている。
メキシコの食卓には欠かせない卵。しかし、その裏側には知られざる事実が隠されている。非営利組織「Igualdad Animal」の調査によれば、メキシコで生産される卵の99%は、1枚の紙ほどの狭いスペースで飼育されている鶏から産まれているという。
また、雄のひよこは生産性がないとされ、生まれてすぐに生きたまま粉砕されるという衝撃的な事実も明らかにされた。このような状況の中、鶏たちは基本的な行動も取れず、環境ストレスや体の問題に苦しむ日々を送っている。
鶏は自然に羽を広げることができず、その生活の中で基本的な行動も取れない。また、ビタミンの摂取不足や環境ストレスからくる病気に苦しみながら、その命を終える鶏も少なくない。一方、消費者はこのような現状を知らず、安価で手に入る卵を日常的に食べているのが現状だ。
「Igualdad Animal」は、この問題に対する認識を高めるため、「Elige Sin Jaulas」というキャンペーンを展開中。卵の消費を減少させることで、鶏の待遇改善を目指すこのキャンペーンは、消費者が選ぶことの大切さを伝えている。
私たち消費者一人一人が、どこでどのように生産された卵を選ぶか。その選択が、鶏たちの待遇や環境を少しずつでも良くする第一歩になるかもしれない。


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