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AMLO改革、メキシコ民主主義を薄れさせる

メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領(以下、AMLO)による憲法改正提案が、国の民主主義を「薄れさせ」、腐敗との戦いに「逆行」すると、国際商業会議所(International Chamber of Commerce, ICC)メキシコ支部が警鐘を鳴らしている。

ICCは、メキシコが透明性国際(Transparency International)の最新報告で、世界180カ国中26位という「腐敗国」の位置に留まっていることを背景に、AMLO大統領の改革が腐敗との戦いを弱め、民主主義のモデルを「薄れさせる」と批判した。特に、2月5日、メキシコ憲法記念日に発表された20の提案、そのうち18が憲法改正に関わるもので、「国の偉大さを取り戻し、反動勢力から憲法を守る」という目的を掲げている。

これらの改正案の中で、ICCは特に国家透明性、情報アクセス、個人データ保護国立機関(Instituto Nacional de Transparencia, Acceso a la Información y Protección de Datos Personales, INAI)の廃止を問題視している。INAIは、大規模な不正や腐敗ネットワークを明らかにするための「重要な情報」を公開する役割を果たしてきた。また、国家反腐敗システム執行部(Secretaría Ejecutiva del Sistema Nacional Anticorrupción, Sesna)を公務員省(Secretaría de la Función Pública, SFP)に統合する提案も、「腐敗を許容し保護する」との見解を示している。

さらに、司法権の改革に関しても、ICCはその「解体」と「権力のバランスに対するリスク」を指摘し、裁判官を公選する提案については、事実上、行政および立法権による事前選択に限定されると警告している。

ICCは、これらのリスクを評価し、腐敗防止に関する「建設的な対話」に貢献するよう、議会とメキシコ市民に呼びかけている。この声明は、AMLO大統領の改革が「自由な投票」を危険にさらすとして、メキシコ国内外で抗議を計画している数百の市民団体の声とも重なっている。

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