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BMVが2024年に13.7%の大幅下落を記録

Realistic Mexican Stock Exchange building
The image of the Mexican Stock Exchange.

メキシコの主要証券市場であるBolsa Mexicana de Valores(BMV、メキシコ証券取引所)の主要指数S&P/BMV IPCは、2024年を通じて13.7%の大幅な下落を記録した。これは、経済的不確実性や為替変動、さらには米国でのDonald Trump氏の大統領選挙勝利が影響したものである。

2024年のBMVとBIVAのパフォーマンス


メキシコの証券市場における2つの主要指数であるS&P/BMV IPCとFTSE BIVAは、2024年にそれぞれ13.7%と15%の下落を記録した。S&P/BMV IPCは、2024年を開始した時点で57,386.25ポイントだったが、12月31日には49,513.27ポイントまで下落した。これは、BMVにとって2018年以来最悪の年間成績である。

一方、FTSE BIVAは1,004.79ポイントで年を終え、15%の年間減少を示した。この指数は、より新しい取引プラットフォームであるBolsa Institucional de Valores(BIVA、制度証券取引所)の主要なパフォーマンス指標であり、BMVと同様に市場全体の低迷を反映している。

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市場低迷の要因:経済的不安と政治的影響


BMVとBIVAの低迷にはいくつかの要因が挙げられる。主な要因として、国内の経済的不確実性、メキシコペソの為替変動、そして米国でのDonald Trump氏の選挙勝利がある。

特に、Donald Trump氏の大統領選挙勝利は、メキシコ経済に重大な影響を与えた。Trump氏は、2025年1月20日に予定される就任後に、メキシコやカナダ、中国といった主要な貿易相手国に対して大幅な関税を課す政策を実行すると公言している。このような保護主義政策への懸念は、投資家心理を悪化させ、証券市場に下落圧力を与えた。

さらに、国内ではインフレ率の上昇と政策金利の引き上げが経済活動を抑制し、企業の収益性に影響を及ぼした。これにより、多くの投資家がリスクを避けるために資金を引き揚げた。

投資家の視点:リスクと新たな機会


Rankia Latamの経済主任であるHumberto Calzada氏は、2024年の市場低迷にもかかわらず、いくつかのセクターで投資の機会が見られると述べた。特に、Fibras(メキシコ版不動産投資信託)などの資産クラスは、基本的なファンダメンタルズに基づく魅力的な評価を示している。

また、エネルギー、消費財、テクノロジーなどの特定のセクターは、中長期的な視点で成長の可能性を秘めている。Calzada氏は、「市場のボラティリティが高いときほど、選択的な投資戦略が重要だ」と強調している。

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今後の見通しと政策対応


BMVの今後の動向は、国内外の政策環境に大きく依存している。特に、米国の新政権が貿易政策に関してどのような具体的措置を講じるかが注目されている。メキシコ政府もまた、経済の安定化を図るために、より積極的な財政政策やインフラ投資計画を打ち出す必要がある。

一方で、投資家は市場の不安定性に適応し、分散投資やヘッジ戦略を活用することでリスクを管理していく必要がある。

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