メキシコの公衆衛生課題として非伝染性の慢性疾患(ECNT)が急上昇している。2022年における統計データによれば、新たに肥満症患者528,212人、高血圧症患者205,733人、糖尿病患者149,649人、乳がん患者9,210人が確認された。これに加え、慢性的な栄養不足の症状を持つ患者13,203人や、摂食障害を患う症例としての2,169人も報告されている。
この増加傾向に対応するため、メキシコ社会保障研究所(IMSS)は「Triada por la Salud」キャンペーンを立ち上げた。このキャンペーンの主要な柱は、健康的な食生活、適切な運動、そして早期の健康管理である。これらの取り組みを通じて、慢性疾患の発症リスクを低減することを目指す。
「Triada por la Salud」のキャンペーンの中で特に注目すべきは、Chequeo PrevenIMSSというプログラムである。これは、各年齢層に応じた健康診断を提供するもので、0歳から9歳の子供から、60歳以上の高齢者まで、幅広い層が対象となる。このプログラムでは、必要なワクチンの接種をはじめ、各年齢層に特有の健康管理や予防措置に関する情報提供が行われる。
このキャンペーンの一環として、メキシコ市の国際空港に位置する医療施設で、患者やその家族に直接健康診断のサービスが提供される。そして、新しいデジタルツール「CHKT en Línea」も導入された。このツールを利用することで、自身が非伝染性の慢性疾患のリスクがあるかどうかを評価することができる。
結論として、非伝染性の慢性疾患の増加はメキシコの重要な公衆衛生課題であるが、「Triada por la Salud」キャンペーンを通じて、メキシコ政府はこの課題に取り組む決意を明確に示している。これからの取り組みの結果が待たれる。

情報元: https://www.gob.mx/imss/articulos/campana-institucional-triada-por-la-salud?idiom=es

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