
Industrias Bachocoは、2025年2月25日、韓国への豚肉輸出を開始し、アジア市場への進出を果たしました。 この取り組みは、同社の国際的な成長戦略の一環であり、韓国はメキシコの豚肉輸出において主要な市場となっています。
Industrias Bachoco, S.A.B. de C.V.は、1952年にSonora州Ciudad Obregónで創業されたメキシコの大手家禽(鶏肉)生産企業である。本社はGuanajuato州Celayaにあり、メキシコおよびアメリカ合衆国で事業を展開している。主に鶏肉の生産・加工・販売を手掛けるが、豚肉や飼料の製造・販売にも事業を拡大している。2023年の売上高は約939億メキシコペソ、営業利益は約6.91億メキシコペソ、純利益は約4.94億メキシコペソを記録。従業員数は約25,000人に上り、メキシコの家禽業界で主要なシェアを占める。2011年にはアメリカ合衆国の家禽企業OK Foods, Inc.を買収し、国際展開を加速させた。
韓国への豚肉輸出開始
Industrias Bachocoの戦略的市場輸出部門のマネージャーであるRicardo Tochijara氏は、「この輸出は当社の国際的な成長における重要な一歩です。生鮮肉は業界で最も挑戦的なセグメントの一つであり、韓国への初輸出を達成できたことを誇りに思います」と述べています。 韓国は、メキシコの豚肉輸出において主要な市場であり、2023年には194,200トンが輸出されました。
財務実績の向上
アジア市場への進出に加え、Industrias Bachocoは2024年においても多角化戦略を強化し、堅調な財務実績を上げています。同社は、2024年の純売上高が99,343.1百万ドルとなり、前年の93,990.9百万ドルから5.7%の増加を記録しました。 売上の内訳は、家禽事業が73%、その他の事業が27%を占めています。地理的には、メキシコ市場が売上の86%、米国が14%を占めています。
コスト管理と利益率の改善
売上原価は79,066.5百万ドルで、前年から1%の微増となりましたが、営業利益は10,696.1百万ドルと前年の6,918.8百万ドルから10.8%の増加を達成しました。 この利益率の改善は、運営効率の向上、コストの最適化、販売構成の改善によるものとされています。また、同社は2024年に4,655.9百万ペソの資本投資を行い、主に米国での業務最適化に焦点を当てています。
今後の展望
Industrias Bachocoは、アジア市場への参入を皮切りに、国際的なプレゼンスをさらに拡大する意向を示しています。韓国市場での成功は、他のアジア諸国への輸出拡大の足がかりとなる可能性があります。同社は、引き続き効率的な運営と多角化戦略を推進し、グローバル市場での競争力を高めることを目指しています。

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