
INM、AICMで中国人家族を11日間拘束
2024年11月13日、母親と3人の子供からなる中国人家族が、メキシコシティのAeropuerto Internacional de la Ciudad de México(AICM、メキシコシティ国際空港)に到着した。しかし、Instituto Nacional de Migración(INM、国立移民庁)は、入国要件を満たしていないとして、家族の入国を拒否し、以降11日間にわたり空港内で拘束した。
家族の拘束とその状況
家族は、AICMの施設内で拘束され、劣悪な環境下で生活を強いられた。具体的には、汚れたマットレス、過度に冷房の効いた部屋、24時間人工照明のみの環境で、航空会社から提供されるファストフードで食事をとっていた。このような状況は、基本的人権の侵害として批判されている。
法的措置と人権団体の対応
家族の法的代理人であるInstituto para las Mujeres en la Migración A.C.(IMUMI、移民女性のための研究所)は、家族の解放を求めて法的手続きを開始した。その結果、Juzgado Cuarto de Distrito en Materia Administrativa en la Ciudad de México(メキシコシティ第4行政区裁判所)は、家族の即時解放を命じる判決を下した。しかし、INMはこの判決に対して異議を申し立て、家族の拘束は続いている。
INMの対応と過去の事例
INMは、家族の入国拒否の理由として、入国要件を満たしていないことを挙げているが、具体的な説明は行っていない。過去にも、INMが正当な理由なく外国人の入国を拒否し、長期間拘束する事例が報告されており、今回のケースもその一例とされている。
人権団体の反応と今後の展開
今回の事例を受けて、国内外の人権団体はINMの対応を強く非難している。特に、未成年者を含む家族全員を劣悪な環境で長期間拘束することは、国際人権基準に反すると指摘されている。今後、家族の解放と再発防止策の実施が求められている。

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