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Teuchitlánの集団墓地発見を受け、全国で抗議デモ
Jalisco州TeuchitlánにあるRancho Izaguirreで発見された集団墓地に関連し、メキシコ全国24州の遺族や市民が、Ciudad de México(CDMX)のZócaloをはじめとする各地の広場で抗議デモを行った。事件現場からは400点以上の個人の持ち物や多数の人骨が発見され、強制失踪の規模の大きさが改めて浮き彫りになった。
失踪者の遺族と市民が全国で訴え「正義を求める」
抗議デモの中心には、失踪者を探すMadres Buscadoras(母親探し隊)や人権団体が参加し、「正義」「政府の対応強化」「事件の徹底捜査」を訴えた。Ciudad de Méxicoでは、Zócalo広場に400足の靴や個人の持ち物が並べられ、Teuchitlánの現場で発見された遺品を再現する形で抗議が行われた。
参加者の声
抗議者の一人は、「Ayotzinapa事件の43人の失踪だけではなく、今や400人以上が行方不明になっている。政府はこの問題を無視し続けるのか」と憤りを露わにした。
デモの参加者は、Claudia Sheinbaum大統領に対し、「失踪者問題を国家的危機として正式に認め、即時対応を求める」と強く訴えた。
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デモ隊と警察の衝突、Zócaloで緊張高まる
Ciudad de MéxicoのPalacio Nacional(国立宮殿)周辺では、政府によるデモ対策として金属バリケードが設置され、多数の警察官が警備にあたった。デモ参加者はバリケードに失踪者の写真を貼り、政府の対応を批判するスローガンを掲げた。
一部の抗議者がバリケードを撤去しようとした際、警察との間で一時的な衝突が発生した。デモ隊は「アセシーノス!(殺人者!)」と警察に向かって叫びながら、白い花を投げかけるなど、平和的な抗議の意を示した。
緊張状態は2時間以上続き、その間、政府関係者からの対応や声明は発表されなかった。
「メキシコは巨大な墓場」―家族が政府の対応を非難
抗議デモに参加した家族たちは、政府の対応の遅さを批判し、「私たちの家族を探し出すのは国の責務だ」と訴えた。人権団体Contigo Hasta EncontrarteのMaria Isabel氏は、「政府は全ての機関とリソースを持ちながら、強制失踪問題を解決する意志がない」と非難した。
Zócaloの地面には「JUSTICIA(正義)」や「¿DÓNDE ESTÁN?(彼らはどこにいるのか?)」と書かれたキャンドルが灯され、行方不明者の記憶を忘れないというメッセージが込められた。
Jaliscoの事件現場で発見された400点以上の遺留品に対応し、全国の遺族たちは「Te estamos esperando(私たちはあなたを待っている)」というメッセージを掲げた。

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