メキシコの通貨であるpesoは、米国の雇用情報が公開される前日の木曜日に、1ドル=18.08pesoとなる形で下落した。これは、前日の参照価格に対して0.76%の損失となる。
米国での雇用情報の公開を控え、市場の注目は米国の経済の強さに向けられている。Reserva Federal(Fed:連邦準備制度)が今後も利上げを続けるのかについての手がかりとして、この情報が注視されている。
CIBancoの解析ノートによれば、「市場のネガティブなセンチメントは、Fedが利率をさらに引き上げないことが明確になるまで変わらないだろう」と述べられている。そのため、米国の新たな失業補償申請が先週中に若干増加したことが明らかにされたことも、市場の注目を集めている。
Banco Baseのアナリストは、このセッションの残りの期間での為替レートが、1ドル=17.96pesoから18.13pesoの間で変動する可能性があるとの見解を示している。
一方、Bolsa Mexicana de Valores(BMV:メキシコ証券取引所)は、航空当局が料金規制の基準を変更したとの前日の報道を受けて、国内の3大空港運営者の株価が大幅に下落し、取引が一時停止された。
具体的には、Grupo Aeroportuario del Centro Norte(OMA)の株価が25.6%下落し、Grupo Aeroportuario del Pacífico(GAP)の株価が23%、Grupo Aeroportuario Del Sureste(ASUR)の株価が18.4%下落した。
これらの下落の影響を受け、BMVの主要指数であるS&P/BMV IPCは、3.11%下落の49,154.07ポイントで取引を終了した。この日の最も低い時点で、指数は4%以上下落し、2020年6月の新型コロナウイルスのパンデミックに関する懸念が市場に影響を与えていた時期以来の大幅な下落となった。


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