
2025年1月9日、Sinaloa州Culiacán市で、歌手のPeso PlumaやインフルエンサーのMarkitos Toysらが犯罪組織「Los Chapitos」との関与を非難するビラが航空機から撒かれた。これらのビラには、彼らが「Los Chapitos」の資金洗浄や協力者であると指摘する内容が含まれていた。
ビラの内容と指摘された人物
ビラには、約30人の歌手やインフルエンサーの写真と名前が掲載され、彼らが「Los Chapitos」の「prestanombres(名義貸し)」や「lavadores de dinero(資金洗浄者)」であると非難されている。特に、歌手のPeso Pluma(本名:Hassan Emilio Kabande Laija)や、YouTuberのMarkitos Toys(本名:Marcos Eduardo Castro Cárdenas)が注目されている。ビラは市民に対し、これらの人物を避け、彼らのコンテンツを消費しないよう呼びかけている。
ビラ撒布の背景と関連事件
ビラが撒かれる前日、Culiacán市内のAntonio Nakayama地区で、Markitos Toysの両親の自宅が武装集団により襲撃され、放火された。この際、家の管理人であるJosé María(通称:Chema)が拉致されたが、翌日無事に発見された。また、同日には市内のMorelos地区やPrados del Sur地区での銃撃事件も報告されており、これらの事件が関連している可能性がある。
Peso Plumaと「Los Chapitos」との関係
歌手のPeso Plumaは、メキシコの音楽シーンで急速に人気を博しているが、彼の楽曲の中で「Los Chapitos」に関連する内容が含まれていると指摘されている。例えば、彼の楽曲「Siempre Pendientes」では、「Los Chapitos」のメンバーである「El Piyi」や「El Nini」といった人物が言及されている。これにより、彼が「Los Chapitos」と関係があるのではないかとの疑惑が持たれている。
Sinaloa州における治安状況と当局の対応
Sinaloa州では、犯罪組織間の抗争が激化しており、特に「Los Chapitos」と「Los Mayos」の間での対立が深刻化している。これに伴い、一般市民や著名人に対する脅迫や攻撃が増加している。当局は治安維持のための対策を強化しているが、依然として暴力事件が頻発している状況である。
今回のビラ撒布事件は、犯罪組織が自身のメッセージを広める新たな手段として注目されており、社会に与える影響も大きい。市民は情報の真偽を見極め、冷静な対応が求められている。

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