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シェインバウム、トランプに反論:「まず自国の薬物販売を取り締まるべき」

シェインバウム、トランプに反論:「まずは自国の薬物販売を取り締まるべき」


トランプ政権がメキシコ製品に25%の関税を課すことを決定したことを受け、クラウディア・シェインバウム大統領は、米国政府がメキシコの麻薬対策を非難する前に、まず自国での違法薬物販売の取り締まりを強化すべきだと強く主張した。

「なぜ米国の主要都市のストリートでの薬物販売を取り締まらないのか? なぜ依存症の人々が簡単に薬物を入手できるのか? 米国内で麻薬販売を行っている犯罪組織が摘発されたという話をほとんど聞かないのはなぜか? なぜ米国の犯罪組織によるマネーロンダリングが十分に捜査されていないのか?」

シェインバウム大統領はこのように疑問を投げかけ、**「なぜ米国は、自国内のフェンタニル密売組織の摘発に全力を注がないのか?」**と強く批判した。


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、トランプ政権の関税措置に対するシェインバウムの反応


トランプ政権は、メキシコが違法薬物の流通を阻止するための十分な措置を講じていないとして、2025年2月3日、メキシコ製品に25%の関税を課すことを発表した。

しかし、シェインバウム大統領はこれに対し、米国政府の主張を「根拠のない誹謗中傷」と一蹴した。

「ホワイトハウスが、メキシコ政府が麻薬カルテルと結託しているというような内容の声明を発表するのは、極めて無責任な行為です。もし米国が本気で問題を解決したいのであれば、メキシコを非難するのではなく、まずは自国の麻薬市場の取り締まりに注力すべきです」

また、シェインバウム大統領は、メキシコ政府が2024年10月の政権発足以来、40トン以上の違法薬物を押収し、その中には2,000万回分のフェンタニルも含まれていると強調した。また、1万人以上の犯罪組織関係者を逮捕していると述べた。

しかし、シェインバウム大統領は、メキシコ国内の犯罪組織が使用する違法武器の74%が米国製であることも指摘し、米国の銃器産業こそが麻薬カルテルを支えていると批判した。

「もし米国と麻薬カルテルに”結託”があるとすれば、それは米国の銃器業界と犯罪組織の間にあるのではないでしょうか? 米国の軍用武器がメキシコの麻薬カルテルに流れている現状を考えれば、米国こそがこの問題に責任を持つべきです」


シェインバウム:「関税措置は米国経済にも大打撃」


シェインバウム大統領は、今回の関税措置がメキシコだけでなく米国経済にも深刻な影響を与えると警告した。

「この関税措置は、メキシコから米国に輸出される全製品の価格を25%引き上げることになります。これは、米国の消費者や企業にとっても大きな打撃となるでしょう」

また、メキシコ、カナダ、米国の間で締結された新たな自由貿易協定(T-MEC)は、2020年にトランプ大統領自身が承認したものであり、今回の関税措置はこの協定に反する行為であると指摘した。

シェインバウム大統領は、トランプ政権との対立を望んでいないことを強調し、両国政府の対話の必要性を訴えた。

「関税を課すことでは問題は解決しません。両国政府が協力し、冷静に話し合うことが重要です。我々は、先日、米国国務省と移民問題について話し合ったように、常に人権を尊重しながら、建設的な対話を行う用意があります」


「メキシコの移民を守る」シェインバウム、米国在住のメキシコ人にメッセージ


シェインバウム大統領は、メキシコのTexcocoおよびEcatepec(Estado de México州)を訪問した際、米国在住のメキシコ移民に向けたメッセージを発信した。

「米国で暮らす私たちの兄弟姉妹に伝えたい。メキシコ政府は、決して皆さんを見捨てません。いつでも祖国はあなたたちを歓迎します。メキシコは、あなたたちのふるさとであり、あなたたちの大統領がここにいます」

また、シェインバウム大統領は、米国政府がまずは自国内の麻薬流通問題に向き合うべきだと改めて主張した。

「メキシコでは、若者を守るための社会プログラムを強化し、家族の絆を大切にしています。しかし、米国では違法薬物の乱用が深刻な社会問題になっており、それを防ぐための取り組みが不十分です。麻薬問題は単なる犯罪対策ではなく、公共衛生の観点からも解決する必要があります」


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「メキシコの主権は交渉の対象ではない」


最後に、シェインバウム大統領はメキシコの主権を強調し、米国との協力には前向きであるものの、「メキシコが米国の要求に従うことはない」と明言した。

「協力はしますが、服従はしません。メキシコは自由で、独立し、主権を持つ国家です。私たちメキシコ国民は、自国の独立を守るために団結しています」

この発言は、トランプ政権の一方的な関税措置や、メキシコ政府の麻薬対策に対する批判に対して、強い姿勢を示すものであった。

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