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Toyotaメキシコ、新社長に久我孝明氏が就任!今後の戦略とは?
メキシコにおけるToyotaの新社長として久我高輝氏が就任した。前任のLuis Lozano氏は退任し、今後は顧問として同社の戦略的サポートを行う。
久我高輝氏、Toyotaメキシコの新社長に就任
Toyota Motor de Méxicoは、新たな社長に久我高輝氏を任命した。これは、前社長のLuis Lozano氏が退任し、顧問としてToyotaの戦略的助言を行うことを決定したことに伴うものだ。
久我氏は、現在Toyota Motor Sales de Méxicoの戦略・事業開発部門 副社長を務めており、新たな役職ではSandra Phillips(Toyota Motor North America, TMNAの上級副社長 兼 サステナビリティ責任者)に直接報告する形となる。
Toyotaメキシコは公式声明の中で「久我氏はグローバルおよびメキシコ市場での豊富な経験を持ち、新たな成長戦略を推進する」と述べており、今後のToyotaメキシコの発展に大きな期待が寄せられている。
久我高輝氏の経歴とToyotaでの実績
久我氏は2004年にToyota Motor Corporation(TMC、本社: 日本)に入社し、その後、Toyota Motor Sales USAに配属された。Toyotaメキシコでは、経営戦略の策定や新事業開発に関与しており、特に2014年にはToyotaメキシコの事業運営を統括する幹部コーディネーターに就任した。
また、2016年にはGuanajuato州にあるToyota Motor Manufacturing de Guanajuato(TMMGT)の設立を支援し、メキシコ市場における生産体制の強化に貢献した。ToyotaとMazdaの提携に関する業務にも関与しており、日本とメキシコの自動車産業の連携を深める役割を担ってきた。
久我氏の学歴としては、東京の上智大学で国際経済学を専攻し、コロンビアのハベリアナ大学でMBAを取得している。また、Toyotaに入社する以前はMitsui & Co.(三井物産)に勤務し、コロンビアでSOFASA(Toyota、Renault、Bavariaの合弁企業)の業務を統括した経験を持つ。
前社長Luis Lozano氏の新たな役割
Luis Lozano氏はToyotaメキシコの社長を退任し、今後は、顧問(Consultor Ejecutivo)として、Toyotaの規制、立法、戦略的課題に関する助言を行う。特に、メキシコ政府や自動車業界の重要な関係者との調整役を担い、Toyotaの持続的な成長をサポートする。
Toyota North AmericaのSandra Phillips氏は、Lozano氏の新たな役割について「Luisはメキシコ市場に関する深い知識を持ち、これからもToyotaの重要なパートナーであり続ける」と述べ、彼の豊富な経験を高く評価している。
メキシコ市場におけるToyotaの現状と今後の展望
Toyotaはメキシコ市場での存在感を強めており、2025年の成長戦略を加速させるために、新たなリーダーシップのもとで事業拡大を進める見込みだ。
メキシコ国内では、Toyotaは堅調な販売成績を記録している。Instituto Nacional de Estadística y Geografía(INEGI、メキシコ国家統計地理院)のデータによると、2025年の最初の2か月間で19,208台の新車を販売し、前年比1.9%の増加を記録した。
また、Toyotaメキシコは電動車両(EV)やハイブリッド車(HEV)の市場拡大にも注力しており、環境規制が強化される中で持続可能なモビリティ戦略を推進している。久我氏の就任により、今後のメキシコ市場における電動化戦略がどのように展開されるかが注目される。

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