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Villahermosa、メキシコで最も不安を感じる都市に
2025年1月23日、Instituto Nacional de Estadística y Geografía(INEGI、メキシコ国立統計地理情報院)が発表した最新のEncuesta Nacional de Seguridad Pública Urbana(ENSU、全国都市公共安全調査)によると、Villahermosa(Tabasco州)の住民の95.3%が自らの都市を不安と感じていることが明らかになった。
INEGIの調査結果:都市別の不安感ランキング
INEGIのENSUは、メキシコ国内の主要都市における住民の安全に対する認識を四半期ごとに調査している。今回の調査では、以下の都市で特に高い不安感が報告された:
- Villahermosa(Tabasco州):95.3%
- Uruapan(Michoacán州):92.5%
- Fresnillo(Zacatecas州):90.9%
- Culiacán(Sinaloa州):90.6%
- Tuxtla Gutiérrez(Chiapas州):90.6%
- Tapachula(Chiapas州):90.1%
これらの都市では、住民の9割以上が自身の生活環境に不安を感じていることが示された。
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不安感の低い都市とその特徴
一方で、住民の不安感が低い都市も報告されている。特に以下の都市では、比較的安全と感じる住民の割合が高かった:
- San Pedro Garza García(Nuevo León州):14%
- Piedras Negras(Coahuila州):18.7%
- Benito Juárez(Ciudad de México):20.7%
- Saltillo(Coahuila州):23%
- Los Mochis(Sinaloa州):24.6%
- Los Cabos(Baja California Sur州):25.1%
これらの都市では、治安対策や地域コミュニティの取り組みが功を奏している可能性がある。
全国的な不安感の傾向と要因
全国的に見ると、2024年12月の時点で、18歳以上のメキシコ国民の58.6%が自らの都市を不安と感じていることが報告された。これは前年同期の61.4%から若干の改善が見られるものの、依然として高い水準である。特に女性の不安感が男性よりも高く、公共交通機関やATM周辺での不安が顕著である。
また、都市部での犯罪増加、警察や治安当局への信頼感の低下、インフラの不備などが不安感の主な要因として挙げられている。特に、道路の穴や水供給の問題、街灯の不足、病院の混雑など、生活環境の質の低下が治安への不安を増幅させている。
今後の展望と対策の必要性
INEGIのENSUは、政府や自治体が治安対策を講じる上での重要な指標となっている。今回の調査結果を受けて、各都市は地域の特性や住民の声を反映した治安改善策を検討する必要がある。特に、不安感の高い都市では、犯罪抑止のための警察力強化やコミュニティとの連携、インフラ整備など総合的なアプローチが求められる。
一方で、不安感の低い都市の成功事例を分析し、他地域への適用可能な施策を共有することも有効である。住民の安全と安心を確保するためには、継続的な取り組みと社会全体での協力が不可欠である。

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