グアテマラの大統領選で意外な人気を集めているベルナルド・アレバロ。彼は中道左派のMovimiento Semilla党の候補として、国内の民主主義の後退という問題に取り組むとの立場を明確にしている。
アレバロは64歳の元外交官であり、過去の大統領の息子という背景を持つ。その彼がなぜ今、大統領選で頭角を現しているのか、その背景には何があるのかを見ていく。
彼の最大の特徴とも言えるのは、継続中の反汚職運動を再活性化するという強い姿勢だ。2015年には、グアテマラの元大統領と副大統領が汚職で逮捕されるという大事件が発生。この事件をきっかけに、国内で反汚職運動が勃発した。この運動の背景には、国民の強い不満とともに、公正な治安の確立を求める声が上がっていた。しかし、これらの運動は次第に停滞していた。この状況の中、アレバロは「汚職の沼から国を救い出す」との強いメッセージで国民の支持を集めている。
彼のもう一つの特徴は、グアテマラの民主主義の修復を約束していることだ。近年、グアテマラでは民主主義が後退しており、その象徴として反対派の候補が不当に選挙から排除されるという事態が発生していた。
アレバロはこのような状況を打破し、真の民主主義を国内に取り戻すとともに、反汚職の立場を強く打ち出している。
彼が大統領に選出された場合、グアテマラの未来は大きく変わることだろう。しかし、彼の党は国会の議席の多くを持っていないため、彼が掲げる政策を実現するためには、他の党との連携が不可欠である。これが彼の大きな課題となるだろう。
グアテマラの政治の未来が、この大統領選にかかっていると言っても過言ではない。アレバロが掲げる民主主義の回復と反汚職という強いメッセージが、国民にどれだけ受け入れられるのか、その結果がグアテマラの未来を左右することとなるだろう。


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