
Durango州で中国系大型店舗3軒を閉鎖、違法商品を押収
2025年1月2日、Durango州当局は「Operativo Limpieza(浄化作戦)」の一環として、中国系の大型店舗3軒を閉鎖し、350百万ペソ(約2.1億円)相当の違法商品を押収したと発表した。この措置は、匿名の通報に基づいて行われた調査の結果として実施された。
違法商品の押収と健康リスク
Durango州知事のEsteban Villegas Villarreal氏によると、今回の作戦では「Mega Oriental」「Mall Chino」「Up Shopping」の3店舗が閉鎖された。押収された商品には以下の問題点が確認された:
- ラベル不備:スペイン語表記のラベルが欠如。
- 消費期限切れ:期限切れの食品や商品。
- 衛生登録なし:メキシコの衛生基準を満たしていない商品。
これらの商品は消費者の健康を脅かす可能性があるとして、当局は警戒を強めている。
地元メディアによると、押収された商品点数は約3百万点に上り、その多くが食品、化粧品、電子機器、玩具などの消費者向け商品であった。
労働基準と安全規定の違反
今回の調査では、これらの店舗が労働基準や安全規定に違反していることも明らかになった。主な問題点は以下の通り:
- 労働基準法違反:労働者の労働条件が劣悪で、最低賃金や労働時間規定を遵守していない。
- 消防法違反:避難経路の不備や消防設備の欠如。
- 建築基準法違反:建物の安全基準を満たしていない構造。
これらの問題は、顧客や従業員の安全を大きく脅かすものであり、当局は早急な対応を迫られた。
全国的な取り締まりの展開
連邦経済大臣のMarcelo Ebrard氏は、今回のDurango州での取り締まりは全国的な取り締まりキャンペーンの一環であると発表した。Durango州以外でも、メキシコシティ、Baja California州、Sonora州、Coahuila州で同様の作戦が実施されている。
この取り締まりの目的は、違法営業を行う店舗を一掃し、正規の商業活動を支援するとともに、消費者の安全を確保することである。特に、ラベルや衛生基準を守らない商品が市場に流通することを防ぐことが重要視されている。
今後の見通し
Durango州当局は、今後も違法商品や営業許可の不備に対する監視を強化する方針を示している。また、地元商業活動を保護し、消費者が安全で信頼できる商品を購入できる環境を整えるための取り組みを継続する意向である。
一方で、これらの取り締まりが地元経済や商業活動に与える影響についても注視する必要があると専門家は指摘している。

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