
メキシコの2024年消費低迷、Inegiの予測を下回る結果に
Instituto Nacional de Geografía y Estadística(メキシコ国家地理統計院、Inegi)のデータによると、2024年12月のIndicador Oportuno del Consumo Privado(IOCP、民間消費の速報指標)は前月比0.5%の縮小を記録した。これは、当初の成長予測0.1%を大幅に下回る結果となった。
民間消費の低迷とその背景
Inegiの発表によれば、2024年の最終四半期における国内総生産(PIB)の速報値は、前期比0.6%の縮小を示し、2021年第3四半期以来初めての経済縮小となった。特に、12月の民間消費が低迷したことが、経済全体の減速を加速させた。
Inegiが公表したIOCPのデータによると、2024年12月の民間消費は前年同月比で0.5%の増加にとどまり、2023年12月の4.2%増と比較して大幅に鈍化した。
また、Inegiは2025年3月5日にIndicador Mensual del Consumo Privado(IMCP、月次民間消費指標)を発表する予定であり、これにより正式な消費の成長率が確認される見込みである。
2025年の消費回復の見通し
Inegiの試算によると、2025年1月のIOCPは前月比0.1%の成長が見込まれており、前年同月比では1.9%の増加と予測されている。これは、2024年12月の低成長と比較して改善が見られるものの、依然として不安定な回復傾向を示している。
消費回復の鍵となる要因として、インフレ率の動向や労働市場の安定性が挙げられる。
経済の今後の展望
Inegiのデータは、メキシコの民間消費の成長が鈍化していることを示しており、2025年の経済成長にとって重要な指標となる。政府の景気対策や国際市場の動向によって、今後の消費の回復速度が左右される可能性が高い。
また、2025年1月30日にInegiが発表したEstimación Oportuna del Producto Interno Bruto Trimestral(EOPIBT、四半期GDP速報値)によると、2024年第4四半期のGDPは前期比0.6%の縮小を記録した。これは、2021年第3四半期の0.9%の縮小以来、初のマイナス成長である。
加えて、メキシコ中央銀行(Banco de México)が進める金融政策が、消費回復にどのような影響を与えるかも注目されている。

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