
Sigma、ALFAの中核事業に移行予定
2024年10月、食品業界大手のSigma Alimentosが、ALFAグループ内で唯一の中核企業として位置付けられる予定だ。これは、ALFAが化学部門Alpekを分離する再編の一環として行われる。Sigmaは、メキシコ、米国、欧州、ラテンアメリカの市場で事業を展開しており、2024年の売上高は88億5000万ドルに達する見通し。ALFAは、4年前に企業分割の計画を発表し、Sigmaの強力な市場展開を背景に、食品事業に注力する方針を明確にしている。
再編の背景と目的
ALFAは、かつて複数の主要事業を持つコングロマリットであり、2020年には各事業を独立させる計画を打ち出した。これにより、NemakとAxtelの分離が完了し、次にAlpekの分離が進行中だ。再編後、SigmaはALFAの唯一の事業として残り、グローバルな食品市場でのさらなる成長を見込んでいる。
グローバル展開と収益予測
Sigmaは、世界中で11000以上の商品を展開し、約67万の販売ポイントを持つ。同社の収益は米国と欧州の市場が中心で、2024年の収益は88億5000万ドルを見込んでいる。これに伴い、同社のEBITDAは10億ドルを超える見通しである。
米国と欧州市場での強み
Sigmaの収益の50%近くは米国と欧州から来ており、これらの市場におけるドル高の影響も後押ししている。さらに、同社の柔軟な供給チェーンと強固な流通網が、地域経済の変動にも適応しやすい強みを持っていると評価されている。
ALFAの次の動き
2024年10月24日に予定されている株主総会では、Alpekの分離が正式に決定される見通しであり、これによりSigmaは、ALFAの唯一の中核事業として位置付けられる予定だ。ALFAの再編により、同社はより集中したビジネス戦略を展開し、各企業の価値を独立して市場で評価させる狙いがある。

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