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カナダ、メキシコ・EUと米国関税対策を協議
カナダ政府は、米国が導入した関税措置への対応策を模索するため、メキシコおよびEUと連携して情報を共有している。これは、米国の関税政策が各国の経済に影響を及ぼしているため、共同で解決策を探ることを目的としている。
カナダ外相「メキシコ・EUと情報共有し出口戦略を模索」
カナダのMinistra de Asuntos Exteriores(外務大臣)であるMélanie Joly氏は、3月15日に「米国の関税に対する戦略を構築するため、メキシコおよびEUと情報を共有している」と発表した。
「カナダは、メキシコおよびEUと連携し、米国の関税問題について緊密な情報交換を行っている。共通の対応策を見出し、経済的な影響を最小限に抑えることが重要だ」とJoly氏は述べた。
また、カナダ政府はこの問題に関して米国と対話を行う予定であり、新首相であるMark Carney氏と米国大統領であるDonald Trump氏の会談が近日中に設定される見込みである。
カナダ新首相Mark Carney氏、関税問題の対応を優先
カナダでは、カナダ銀行元総裁であるMark Carney氏が、2025年3月15日に首相として就任した。前任のJustin Trudeau氏に代わり、新たな経済政策を主導する立場となる。
Carney氏の就任直後に、米国による25%の関税がカナダの鉄鋼・アルミニウム製品に適用された。これに対し、カナダは即座に米国製品への報復関税を発表しており、貿易摩擦が激化している。
カナダ政府は、メキシコおよびEUとの協力を通じて、関税問題の「出口戦略」を模索している。
米国の関税措置と各国の対応
米国は、2025年3月に25%の関税をacero(鉄鋼)およびaluminio(アルミニウム)の輸入品に適用。これに対し、カナダは報復措置として米国製品に対する新たな関税を発表した。
カナダの報復関税の対象には、以下の製品が含まれる:
- 米国産の鉄鋼・アルミニウム製品
- コンピューターおよび電子機器
- 農産品および食品
また、メキシコやEUも同様に、米国の関税政策に対する対抗措置を検討している。
今後の展望と各国の戦略
カナダ政府は、メキシコおよびEUと連携しながら、米国との交渉を進める方針だ。新首相のCarney氏は、「カナダの経済と雇用を守るために、適切な外交戦略を講じる」と強調している。
今後の重要なポイント:
- カナダ・メキシコ・EUの共同行動の詳細
- Trump大統領との交渉の行方
- 米国の追加関税の可能性とその影響
カナダ、メキシコ、EUがどのような形で連携を深めるのか、今後の動向が注目される。

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