
Talos Energy、メキシコの大きな可能性に挑む
アメリカのHoustonに拠点を置く石油会社Talos Energyは、2015年のメキシコ石油入札で2つのブロックを獲得し、新たな市場での展開を開始した。その中で最も注目を集めたのがZama油田の発見で、これは近年メキシコで最大規模の油田発見となった。
Zama油田を巡る紛争とPemexの役割
Zama油田は、国営石油会社Petróleos Mexicanos (Pemex)(メキシコ石油公社)の所有地に近接していたため、両社の間で資源配分に関する紛争が生じた。メキシコ政府は、国家主導での油田開発を優先し、最終的にPemexがZama油田の運営権を取得することになった。
Talos Energyの今後の動向
Talos Energyは当初Zamaの運営権を強く望んでいたが、紛争の結果、同社はPemexの下で主要な役割を担うにとどまった。その後、メキシコ市場での活動を縮小し、アメリカ国内での事業に注力する方針に転換した。
Slim家によるTalosの株式取得
一方で、メキシコの大富豪であるCarlos Slimの企業グループGrupo Carsoは、Talos Energyのメキシコ子会社株式の約50%を取得し、さらにTalosのグローバル株式の23.8%を買収した。この動きにより、Slim家は同社の最大株主となった。
結論とZama油田の行方
Talos EnergyがZama油田での活動により「数十年にわたる成長」を期待していたが、CEOのTim Duncanの退任と事業転換により、その計画は変更を余儀なくされた。Zama油田の生産開始時期は未だ不透明であり、今後の展開が注目される。

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